違いとしては、診察は医師がしますが、カウンセリングはカウンセラーがするという点です。そのため診察では、医師が各々の症状や状態を見て薬をだしますが、カウンセリングでは薬は出ません。
カウンセリングは、自分の物事の捉え方や考え方、行動の取り方に力点を置き、医師、ご利用者とともに悩みや症状が現れる背景を理解しながら、心理的な援助をしていきます。具体的には下記のような内容を行います。
- 面接(話を聞いてその人が何を悩んでいるのか、などを考え、その人の悩みを解きほぐす手助けをする)
- 心理検査(さまざまな心理検査を用いてその人の心の状態を判断します)
- 心理療法(薬ではなく、考え方や行動の仕方に変化をもたらすために開発された心理療法をもって解決を目指します)
また、カウンセリングでは、基本的に長期的な観点でご利用者に接していきます。