住吉病院の家族会は当院患者家族からの家族会設立要請と院内の家族への働きかけの重要性が話題となり、家族会活動に注目しはじめ、昭和48年8月に65の家族が参加して設立しました。同年9月に理事会で会の名称は「ひまわり会」と決定し、昭和52年5月には毎月第3金曜日を“家族の日”として現在に至っています。
1月は新年会、2月は退院者クラブ「友心会」との話し合いがあり、毎月事業が行われています。「家族会に参加して、先生方から病気の知識を得たり、悩みを打ち明け、相談したり、他の家族の話を聞くことができ、帰るときには気持ちが楽になりました」とか、昨年の退院者クラブの方との話し合いでは「回復までの苦労話を聞いて涙が出ました、息子の、これから一歩一歩回復への姿を思い浮かべ、明るい気持ちになりました」と家族会への感謝の言葉が多く寄せられています。
家族は患者の一番近くにいて、患者と同様に困っており、患者をケアしなければならない人であります。一番近くで接し、一番長く接しているため、もっとも影響力のある存在です。住吉病院の家族に限らず、精神疾患者を抱える皆さん、家族にしかできない事があり、家族の正しい病気の理解は一番の治療者になりうると言われています。
入院や通院している息子、娘、夫や妻、兄弟姉妹のよりよい支援のため、また、家族自身の健康維持も大切なことです。住吉病院ひまわり会(家族会)に参加して元気になりましょう。
なお、家族会について詳しいことをお尋ねになる場合は、下記まで問い合わせ下さい。
平成24年1月16日
住吉病院「ひまわり会」(家族会)
会長 雨宮 清昭