どの様なお薬であっても、必ず副作用はありますが、精神科領域の薬で比較的共通しているものは、眠気が出やすいことです。個人差が強く比較的多い量の薬を使っても眠気が出ない方もいますし、その逆の方もあります。
また、この眠気の副作用を利用して、睡眠改善薬として使用する方法も行われています。
抗精神病薬では、口や舌の不随意な運動(Oral diskinesia)や背中や足のむずむず感、落ち着かない(Akathisia)、無表情、手の振るえ等の症状が出ることもあります。抗うつ薬で比較的多いのは便秘や口渇等があります。
しかし、最近では、ご利用者にとって、服薬しやすい新しいタイプのお薬が次々と開発されています。
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