躁病(そうびょう)とは
躁病とは、心のブレーキが故障するために、行動が制御できなくなり、気分の高揚、軽佻(けいちょう:落ち着きがない)さ、多弁、多動、易怒(いど:イライラ)、不機嫌、誇大妄想などをきたす疾患です。薬物療法が有効ですが、行動が制御できない時は、入院による対応が必要な場合もあります。
- 躁病の自覚症状と客観的症状
- 自覚症状として、「私はすごい発明をした」「私は、大金持ちになる」「私は天才である」等。
他覚所見として、多弁、多動、落ち着きなさ、話題が飛ぶ、浪費癖、大きな事業を企てる、怒りっぽい、好訴的等などです。