ビペリデンの等出荷停止に関して
- 2023.07.28
- 日記
日本精神神経学会ホームページでも報告されていますが、抗パーキンソン薬として抗精神病薬誘発のパーキンソニズムに処方されてきた抗コリン作用を持つ薬である、”ビペリデン塩酸塩錠 1mg”が、原薬を製造している海外の製造所にて、コロナ禍に関連して当該国当局から別製品供給優先の要請があったため、原薬を製造できなくなったそうです。そのため、製薬会社からは在庫消尽をもって当面の間、出荷停止となり、出荷再開時期は […]
甲府市の『公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院 』の”エンパワメント”ブログ
日本精神神経学会ホームページでも報告されていますが、抗パーキンソン薬として抗精神病薬誘発のパーキンソニズムに処方されてきた抗コリン作用を持つ薬である、”ビペリデン塩酸塩錠 1mg”が、原薬を製造している海外の製造所にて、コロナ禍に関連して当該国当局から別製品供給優先の要請があったため、原薬を製造できなくなったそうです。そのため、製薬会社からは在庫消尽をもって当面の間、出荷停止となり、出荷再開時期は […]
やきつべの径診療所の夏苅郁子先生たちが精神神経学雑誌に論文を掲載されてから5年が経ちました。 夏苅郁子ほか」精神科担当医の診察態度」を患者・家族はどのように評価しているか―約6,000人の調査結果とそれに基づく提言。精神神経学雑誌 120: 868-886, 2018抄録はこちらからご覧になれます。⇒https://journal.jspn.or.jp/Disp?style=ofull&v […]
https://sumiyoshi-kaisei.jp/blog/2023/07/20/post-74786/ の弊ブログでもご紹介しましたが、来る8月5日(土)にJ.Moncrieff教授の来日シンポジウムを聴講するにあたって、事前学習をしました。 J. Moncrieff:Research on a ‘drug-centred’ approach to psychiatric drug tre […]
今年5 月中旬 に 、 アメリカデンバー大学のアニマルセラピーの権威である Philip Tedeschi教授を山梨県に招聘し 、お話をうかがいました 。 Philip Tedeschi 教授 のお話の内容と招聘時にいただいた資料について 皆さまと共有したいと考え、主催/NPO法人ゲートウェイみらい、共催/公益財団法人 住吉偕成会として、この度、オンラインで報告会を開催するはこびとなりました。 […]
Dimy Fluyau, Neelambika Revadigar, and Brittany E. Manobianco: Challenges of the pharmacological management of benzodiazepine withdrawal, dependence, and discontinuation. Ther Adv psychopharmacol. 201 […]
https://sumiyoshi-kaisei.jp/blog/2023/07/09/post-74776/ ほか4回にわたり、読書感想文の形で弊ブログでもご紹介した、『精神科の薬について知っておいてほしいこと』(日本評論社、2022年)の著者ジョアンナ・モンクリフ教授が日本に招されて、シンポジウムが行われることとなりました。モンクリフ教授は初めての来日ます。モンクリフ教授と国立精神・神経医療研 […]
厚生労働省がベンゾジアゼピン系薬の使用に警鐘を鳴らして以来、向精神薬の使用について考える人が増えている気がしますが、ユーザーの視点からこの問題を指摘し、毎年7月11日を「世界ベンゾ注意喚起の日」としてベンゾジアゼピン系薬の依存性について普及啓発などのソーシャルアクションを起こそうという呼びかけがあります。 世界ベンゾ注意喚起の日ホームページ→https://worldbenzoday.org/※ […]
J・モンクリフ著:石原孝二・村上純一・高木俊介・岡田愛訳「精神科の薬について知っておいて欲しいこと」日本評論社、の感想文「その4」です。 前回のブログはこちらをご覧ください。 第9章はいよいよ「精神科の薬からの離脱」です。 第10章は「精神科の薬が役立つときはどんなとき?」です。さまざまなカテゴリーの向精神薬が、「疾患を治療する」のではなく、その薬理作用の特性が症状とみなされる個人的な出来事に好 […]