湯治紀行@武田乃郷白山温泉

韮崎にある武田乃郷白山温泉は、武田氏の初代・武田信義公が築いた白山城跡のそば、八頭山の山麓にあります。

お風呂はさほど広くはなく7・8人ほど入れる内湯と、露天風呂があります。源泉は湯量が豊富なので加温した上でかけ流しにしているというぜいたくな湯づかいです。お湯は淡い緑色で近くの名湯・韮崎旭温泉に近いものがあります。アルカリ泉なのですが、浴感はヌルヌル感はさほどなく若干のきしつき感があります。ただし旭温泉のような泡付きはなく、湯質の個性という点では旭温泉に一歩譲っているように思います。多少ですが塩素臭がします。それでも、湯あがり後はぽかぽか感が長続きして肌がしっとりします。

  

山の斜面にあるので眺望が抜群で、敷地からは八ヶ岳の雄大な眺めが楽しむことができ、さらに、振り返ると富士山も遠望することができます。特筆すべきは露天風呂で、立ち上がると八ヶ岳の全景が圧倒的な迫力でのぞめます。視線を横に振ると茅ケ岳も一望でき、素晴らしい眺望です。内湯よりもぬるいお湯にじっくり入っていると身体の芯からほかほかしてきます。

入浴料:大人600円
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温:45.5℃
pH:7.8

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