J・モンクリフ著:石原孝二・村上純一・高木俊介・岡田愛訳「精神科の薬について知っておいて欲しいこと」日本評論社、の感想文「その3」です。 https://sumiyoshi-kaisei.jp/blog/2023/06/18/post-74751/ 第9章はいよいよ「精神科の薬からの離脱」です。 まず、ベンゾジアゼピンの体内動態と耐性について触れ、有名なアシュトン博士からの引用で、薬の中止した状 […]
https://sumiyoshi-kaisei.jp/blog/2022/10/27/ 昨年の10月に感想文を書いて以降、ずっと書こうと思いながら書いておりませんでした、 J・モンクリフ著:石原孝二・村上純一・高木俊介・岡田愛訳「精神科の薬について知っておいて欲しいこと」日本評論社、の感想文「その2」です。 前回は第4章「抗精神病薬」までの感想だったかと思いますが、今回はその続きになります。 第 […]
昨日、5月24日は「世界統合失調症デー」でした。統合失調症は稀な病気ではありませんが、偏見が根強く残っているために、病の苦しみを話せないままひっそりと生きることを選ばざるを得ないご本人、ご家族の方は少なくないと感じています。ご本人やご家族のみならず関係者、市民のみなさま、みんなで、偏見による生きづらさを乗り越えるとはどういうことか、病気を隠さずに生きることができるような社会になるために、偏見に対し […]
住吉病院では、かねてよりアルコール依存症をお持ちの方のご家族向けの「家族会」をアルコールセンターで開催してまいりましたが、2019年より統合失調症等の精神疾患をお持ちの方のご家族の皆さまに向けて毎月第2土曜日を「ご家族の日」としており、午前中は疾患・治療・制度等に関する情報提供と話し合い、午後はより良いコミュニケーションを続けていくための学び合いの場をご提供しております。 午前中の「あおぞら会(家 […]
公益財団法人住吉偕成会住吉病院では、2019年より統合失調症等の精神疾患をお持ちの方のご家族の皆さまに向けて毎月第2土曜日を「ご家族の日」としており、学び合いの場をご提供しております。 サポートハウスとびらのブログからのお知らせです。https://supportobira.blogspot.com/2023/05/blog-post.html 住吉偕成会では、毎月1回、精神疾患をお持ちの方のご家 […]
動物介在療法/動物介在介入によって、メンタルヘルスの臨床や、一般の方々の健康に良い影響が引き起こされるであろうことを数回にわたりブログでご紹介してきました。 では、どのようにして動物介在療法にたずさわる動物や人間をトレーニングして、介入の質の担保ならびに均てん化を行うのだろうという疑問がわいてきました。ネットサーフィンをしているとアメリカのデンバー大学に次のような研究所があることがわかりました。 […]
住吉病院では毎月第2土曜日を「ご家族の日」として、ご家族のお立場の方々との交流や情報提供を行っていますが、ご家族のお立場といっても親御さん、パートナーの関係・ごきょうだい(兄弟姉妹)と、さまざまな関係性があり、それぞれの方々は違った思いを持っておられることを感じています。 リカバリーセンターすみよしでは、きたる5月20日(土)午後1時30分から、3月18日(土)に引き続き、想いを語る会(兄弟姉妹の […]
動物介在療法が精神科病院に入院されている方に及ぼす影響について研究した実践論文に触れました。 Sikstrom L,Meyer T, et.al.:Increasing participation in research with therapy dogs: A qualitative study at a large urban mental health and addiction hospi […]
動物介在療法(Animal-Assisted Therapy:AAT)に関する勉強のシリーズ6になります。 Kirstie Broadfield:Can Animal-assisted Therapy Aid Recovery from Alcohol and Drug Addiction?A Brief Review of the Literature.DOI:10.13140/RG.2.2.3 […]
動物介在療法(Animal Assisted Therapy:AAT)の認知症への適用については、コクランのシステマティック・レビューが出ていました。https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD013243.pub2/full これらをレヴューした著者の結論は次の通りです。AAT が認知症患者の抑うつ症状をわずかに軽減する […]