理事長による新年あいさつ

 さる1月4日、住吉偕成会では仕事始めの日となりました。例年は職員の代表に対して理事長からの訓示があるのですが、今年は時節柄集合はせず、院内メールで年頭の訓示をいただくことを計画しました。そのような中で、新型コロナ感染症に対してはスタッフもご利用者の方も等しく影響を受けていることに鑑み、院内放送で住吉病院にいる人すべてにメッセージを発信していただくこととなりました。

 私も外来中でしたが、暫時手を止めて理事長の声を聴かせていただきました。おおむねの内容を起こしましたので、ご披露いたします。細部など若干異なっているかもしれませんがどうぞご容赦ください。

 理事長の松野でございます。

 職員の皆さま、患者さんの皆さま、2021年・令和3年、新年を迎えまして、あけましておめでとうございます。
 昨年は、新型コロナに始まって、随分追いかけまわされたような感じの1年でした。年末にもまだ猛威を振るって、なかなかコントロールできない状態で、政府も緊急事態宣言の発出を検討しているということで苦慮しておるところでございます。
 三密を避けて新しい生活様式の1年間でした。患者さんの皆さまには大変不自由、ご不便、外泊・面会の制限などいたしましたが、皆さまのご理解があって、新しい年を迎えることができたと感謝申し上げます。
 暮れから新年三が日は甲府盆地は晴天に恵まれて、穏やかな新年を迎えることができました。今日も南アルプスは白く綺麗に鮮やかな姿を見せています。
 皆さま良い新年を迎えられたことと思います。私は三が日、お屠蘇、おせち、お雑煮で、三日間自宅で過ごしました。初詣も遠慮させていただきました。
 この暮れ正月、住吉病院も無事、皆さまのご努力で年を越すことができたと思っております。厚く職員の皆さまへ感謝申し上げます。
 今年の干支は丑ですね。牛のとおりにですね、静かな力強い歩みでやっていきたいと思います。明るい職場づくり、健康には自己管理でやっていただきたい。今年一年お互いに頑張りましょう。
 このような形でご挨拶するのは申し訳ないですが、以上ご挨拶とさせていただきます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。