勝沼醸造の秋

久しぶりに勝沼醸造さまの蔵元に行きました。山梨に2回目の赴任してから3年、私の好きなワインの一つに「アルガブランカ・ビニャル・イセハラ」というワインがあります。このワインは、柑橘系のフルーツのような華やかな香りがあり、やわらかい酸味と甘さのバランスがとても良く感じられるワインで、我が家のお気に入りのものですが、実は「イセハラ2009」は、2010年フランス醸造技術者協会主催のワインコンテスト・ヴィナリーインターナショナルで銀賞を受賞するなど、多くの海外コンクールで賞を獲得しており、わが国を代表する国際的な逸品だそうで、年々入手が難しくなっているそうです。このワインは白ワインですが、和食にはもちろん、シンプルな味の肉にもあうような気がしています。


 

また、2010国産ワインコンクールにおいては講習辛口タイプで甲州藤井2009が金賞、等々力が銀賞を受賞してます。先日、はじめて「藤井2009」をいただきましたが、これはまた喉に関所が必要とされない、すっきりとした切れが持ち味と感じました。

勝沼醸造さまは ホームページの勝沼醸造の歴史によれば”1937年の創業以来ぶどう産地”勝沼”に根ざし、ぶとう栽培からワイン醸造まで一貫して日本のワイン造りを手掛けております。”とあり、理念を歴史という形で伝え、「たとえ一樽でも最高のもの」を理念に、スタッフ一丸となって限りない挑戦を続けるという姿勢に、私は大きく共感しており、その点においても素晴らしい蔵元さんと思います。

 

国産ワインのヌーボー解禁は11月3日です。今年のワインはどんな出来でしょうか、楽しみに待ちたいと思います。なお、この一文は飲酒を奨励する意図で書かれたものではありません。それぞれの方が飲む/飲まないを含めてアルコールとどう適正にお付き合いされるかをお決めいただきますようにお願いいたします。

社団法人全日本断酒連盟さまホームページ→http://www.dansyu-renmei.or.jp/

Alcoholics AnonymousR (of Japan) さまホームページ→http://www.cam.hi-ho.ne.jp/aa-jso/index.html

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。