障がい者雇用率ベスト10

企業は、「障害者雇用促進法」に基づき、一定率の障がいをお持ちの方を雇用することが義務付けられています。現在の法定雇用率は1.8%です。従来は身体障がい者と知的障がい者の方が法定雇用率にカウントされていましたが、昨年4月からは精神障がいをお持ちの方も算定の対象となりました。

ちなみに、日本の障がい者雇用率ベスト10の企業は以下の通りです。

 1.株式会社ユニクロ         7.42%
 2.日本マクドナルド株式会社    2.94%
 3.株式会社しまむら         2.83%
 4.株式会社すかいらーく       2.82%
 5.パナソニックエレクトロニックデバイス株式会社 2.79%
 6.ダイキン工業株式会社      2.63%
 7.日本たばこ産業株式会社    2.56%
 8.松下電工株式会社        2.44%
 9.東京急行電鉄株式会社      2.43%
10.オムロン株式会社2.40%

当法人は、医療・福祉サービスをなりわいにしていますので、法律により除外率が認められ、常用雇用者数の全体から、40%引きの人数に法定雇用率をかけたものが、雇用することが法律で定められた人数ということになります。

現在、当法人でも障がいをお持ちの方と雇用関係を結んでおり、法律に定められた計算式ではじきだした雇用率は2.40%ですから、上記のランクでいうと第10位相当です。私たちの職場は、ベスト10企業の会社様たちと比べるような規模ではありませんが、微力ながらも今後も障がいをお持ちの方の社会参加を推進するために、雇用の確保も視野に入れつつ活動したいと思います。

障がいをお持ちの方にとってやさしい職場は、その職場のひとみんなにとっても優しい職場のはずです。院長も幹部も支援担当のスタッフも、想いは同じだと思います。そして、遠く離れたところや海を越えたところで、障がいをお持ちの方が働くことを支援している人たちとも想いはひとつです。

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(wrote:財団法人 住吉病院