7月15日に第2回オープンダイアローグ学習会を開催します

【再掲】第2回「オープンダイアローグ学習会」開催のご案内

 山梨オープンダイアローグ学習会では、このたび田代 順先生をお招きし、第1回に引き続き参加型の学習会を企画しました。田代先生は、対話的に構成された「自例」(自分の問題)を、オープンダイアローグとリフレクティング(省察)プロセスをベースにしたナラティヴなアプローチの実際を、体験的に学習できるよう導いてくださいます。詳しくは弊ブログをご覧ください。
池田キャンパスです)
講 師:山梨英和大学 人間文化学部 教授 田代 順 先生
演 題:「オープンダイアローグとリフレクティングプロセスをベースにした
      ナラティヴなアプローチの実際」
参加費: 一般 1000円/学生・手帳所持者 500円
主 催:山梨オープンダイアローグ学習会
共 催:公益財団法人住吉偕成会
山梨県立大学大学院看護学研究科精神看護学専門分野
事前申し込み:不要。当日会場にお越しの上、参加費をお支払いください。
遅くなりましたが、5月に開催された第1回学習会の参加者アンケートから一部をご紹介します。皆さま、また足をお運びいただいて、ご一緒にオープンダイアローブについての学びを深めることができますと幸いです。
・昨年の研修会以後、学習する機会もなく来たのですが、今回体験を通じて少し、
 入門で
きたかなと感じました。
・専門家であること、こうあらねばならないと自分で自分をしばっていること、首尾
 よくやらねばならないと思っている自分をワークで実感しました。

だれもが尊重されている場(ワーク)を通してあ
たたかい気持ちになりました。
・コミュニケーションの大切さ、自分の固定の考えを見つめ直す機会になりました

 開かれた対話性というのが良くわかり学びました。

・同じODを学ぶのでも、本を読むのとフィンランドで体験するのと今回竹端さんの
 研修
とではまた違った角度から学ぶことができました。
・実話の中で今日、
学んだことを実践していきたいと思うすばらしい勉強会であったと
 思います。次回も楽し
みにしております。
・アセスメント
でなく、「今ここでの語り」に集中することの大切さと難しさを体験でき
 ました。
・質問に
徹する、話す時と聴く時を分けるのは意外と難しいと感じました。他の方が
 「質問者が自
分の経験を話し出して、モヤモヤが残った」と話して下さり、とても参考
 になりました。
・日々、自分では気を付けていると思っていたけれども相手の話を否定するところ
 から入
ることがあったことに気づきました。最初に出した心配事が波及して、深ま
 って心配事の内容が変わっていくのを感じました。

・竹端先生の熱いかたりに感動しました。
・アセスメントや形にはめ
やすいタイプだったと分かり又質問だけで相手の話を聞く
 ことの難しさを痛感しました。
・様々な立場の人々が集まってオープンダイアローグするのは、私にとってはとても
 ありがたいです。

・対話とは考えさせられた貴重な時間を過ごすことが出来ました。
・あまり、自分の意見が言えなかった。演習で自分の心の中で気づきがあった。
・自分のタイプを再確認(知ること)聞く事のトレーニング(じっくり聞く、分けて聞く

 必要と思いました。
・アセスメントしてしまう⇒パターン認識してしまう⇒他者性を認識しない。
 まさにその
通りでした。
・普段、人から悩み事や心配事を相談されたとき話の途中からその人が言いたい
 ことの結
論を勝手に先読みしてアドバイスを考えてしまう傾向がありました。何か
 うまいことを言
わないと私は頼りにされなくなる、アドバイスする能力がないと思われ
 るんじゃあないかと思っていました。

・相手の話を充分聞いているつもりで実は常に自分を守る方向になっているのでは
 ないか
実感しました。
今日の学習会で話を最後まで聞く事、心配事を共有する事などで、た
とえ答えが
 出ていなくてもお互い一歩前に進める気がしました。日々の生活の中でオープ

 ダイアローグを実践できるようになれると良いと思います。ロールプレイも分かり
 やす
く、とても良い学習会でした。
観察者として、聴く事に集中する事ができた。⇒アイディアが浮かびやすいと感じ
 まし
た。今後、しばらく(ずっと?)“聴く事”にこだわって仕事、生活してみたいと
 思いまし
た。
・竹端先生に会えたことが何よりもうれしいです。しかも県内で。日常の私のパターン
 が
どんなことなの?私はどこを目指している人だったっけ?と根本を考える時間に
 なりました。「私がする!!」先生の最後のこと
ば感動です。
・まず、バタさん(竹端先生)のエネルギッシュな講義・ファシリテーターに感謝申し
 上げます。
話す、聴く、観ると分けると自身が内に持っている課題も整理され、
 心配事が収ま
る感じがしました。

聴く。問う。声を響かせる。
対話は手段ではない。
それ自体が目的である。
治癒は副産物としてやってくる。
(斎藤,2015)