湯治紀行@湯村ホテルB&B

弘法大師が1200年前におひらきになり、その後武田信玄公の隠し湯としても有名となった湯村温泉郷は、自家源泉をもつ温泉ホテルも少なくありません。若干お高めなイメージもあるのですが、ここではいろいろなホテルや旅館が日帰り入浴に対応をしています。本日は湯村ホテルB&Bさまをおたずねしてみました。

  

日帰り入浴の料金は1200円なのですが、なんとインターネットでクーポンをダウンロードして行くと700円という、通常の温泉施設とほぼ同じ値段で入浴できます。

内湯は石の湯口から投入され、排湯溝へかけながされているようです。露天風呂は赤茶色の石の湯口2ケ所からの投入で、うち1ケ所には飲泉用?の柄杓がおいてありました。露天の奥は電気風呂ですが、かなりの面積がピリピリな状態になっています。あまり広くない浴槽ですし、この泉質であればわざわざ電気風呂を設置する必要はないような気がしました。

  

お湯は内湯で適温かやや熱め、露天でややぬる目なので、私は露天にゆっくり浸かるのが好みでした。
露天ではお湯はほぼ無色透明ですが、こまかな気泡が舞っていて、韮崎旭温泉ほどではないかも知れませんが、かなりなアワつきがあります。内湯の湯口そばでもアワつきが多かったです。

  

臭いはややイオウ臭がするのに混じって、弱いモール臭がするような気がします。浴感は基本、キシキシ感+ぬるすべ感ですが、アワつきの量が多くとろみも感じられました。浴後のぽかぽか・すべすべ感も充分です。
浴場内でお湯のよさが強調されていますが、なにせ内湯も露天風呂も加水なし・加温なし・循環なし・塩素消毒なしですから、泉質といい、鮮度感といい、湯村でも1・2を争うお湯だと思います。ただ、浴場はいわゆるビジネスホテルにあるような小ささで、露天の見晴らしはも残念です、pH8.5の弱アルカリのお湯は間違いなく本格派だと思います。

  

湯村ホテルB&BさまHPはこちらから(HP内にお得なクーポンのお知らせがあります)→http://www.yumura-hotel.com/

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。