ヴァンフォーレ甲府の戦い@対モンテディオ山形

J!1復帰を目指してJ2リーグの首位を行くヴァンフォーレ甲府、8月22日の試合はモンテディオ山形をホームに迎えて中2日での戦いでした。山梨中銀スタジアムは、平日の夜でしたが10000人を超えるサポーターで満たされました。

 

前節、不用意なファウルでレッドカードを受けた山本キャプテンが出場停止のこの試合のキャプテンは、ドゥグラス選手でした。試合開始直後は4-3-3のフォーメーションでしたが、山形に押し込まれていました。前半途中でダヴィ選手のナイスポストから井澤選手がペンラウティエリアで完全フリー、「もらった!」と思った瞬間、シュートは枠を外れました。センターバック2人にサイドバックがかわったDF陣は山形のシュートミスにも助けられて前半0-0で終了しました。

後半も一進一退の攻防でしたが、ヴァンフォーレはフェルナンジーニョ・片桐選手と次々に攻撃的な選手を投入したものの有効な手ではなく、山形が右サイドの福田選手の不安定なポジショニングを見抜いてしかけてくる展開に一時危ない場面も作られましたが、GK荻選手の度重なるファインセーブに救われ、結局双方ドローのまま、勝ち点1を分け合いました。

中2日での連戦、キャプテン不在の状況での勝ち点1、2位京都・3位ヴェルディが敗戦という中では十分かもしれませんが、片桐選手はまだ連携がうまくつかめていないのか、期待されたキレがまだ戻っていない印象でした。一方で、アンカーの伊藤テル選手は、驚きの運動量と確かな読みで、チームに大きく貢献しました。

次節は横浜FCをホームに迎えての一戦です。

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