ダイバシティ

ダイバシティDiversityという言葉をご存知ですか。以前のスライドをあさっていたら、ダイバシティについてのスライドが出てきました。

よく「多様性の受容」という観点から、会社組織の社会的な役割を果たすこと(CSR)によって障がい者雇用が語られることが少なくありません。ですが、それは違います。

そしきにおいてのダイバーシティとは「適材適所」であるべきと思います。もちろん、誰だって楽しくその人が良いと思う健康な生活を求めていくことが重要です。しかしそれは「みんなが同じ」でもなければ「誰かの犠牲の上での充実」でもないわけです。

理念は理念として、ダイバシティを進めていくためには「一部の志向性の強い人や部署」から行っていくべきでしょう。「できるところから始める」ということになります。

障がい者の雇用もそうではないでしょうか。本人と雇用主様との間で「できるところ」を考えていったほうがうまくいくと思います。あらかじめ障がい者用の仕事を作るのではなく、本人の意見を尊重して「やってみたい!やりたかった!楽しい!」という仕事をさがしてはいかがでしょうか。そして雇用主にも「よかった!驚いた!仕事がやりやすくなった!」という成功の体験が重要ではないでしょうか。

できることから始めることが必要です。今は「そんなことはできない」と言っている人たちだって、うまくいった事例を示していけば少しずつ受け入れてくれるようになるのではないでしょうか。最初は孤立しているかもしれません。ですが、組織にダイバシティを取り入れるっために「今は、良い事例を重ね、最後は社会を変えていくための一歩なのだ」と夢から逆算して粘り強く行動していく気持ちを忘れないでいようと思っています。最初に限界を設定するのではなく、すべてを夢に向けてのポイントととらえたいと思います。

「いつか、きっと、うまくいく。」

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(wrote:財団法人 住吉病院