統合失調症への認知行動療法

Zimmermann G, Favrod J, et al.:The effect of cognitive behavioral treatment on the positive symptoms of schizophrenia spectrum disorders: a meta-analysis.Schizophr Res. 2005 Sep 1;77(1):1-9 統合失調症の治療抵抗 […]

訪問看護室の活動報告

1月29日に、住吉病院の訪問看護室の活動内容報告の発表会がありました。勤務時間後にもかかわらず、会議室には用意されたイスが足りなくなるほどの大勢のスタッフが集まりました。   訪問看護とは、退院後、当院通院中の方のお宅に、看護師、精神保健福祉士、作業療法士等が訪問して、家庭・地域にお住まいの皆さまが安心して生活できるよう、相談や療養上必要な援助、支援を行うものです。   当院では、2006年6月に […]

外来部門改修のお知らせ

住吉病院では外来設備改善のために、下記日程にて改修工事を実施いたします。工事期間中は、何かとご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。 工事期間 : 平成20年2月1日~平成20年3月31日 工事期間中は1階診察室前のトイレがご利用できなくなります。待合室奥のトイレ、または3階のトイレのご利用をお願いいたします。お手伝いが必要の方は遠慮なくスタッフにお声をおかけください。   […]

キウイジャム作り体験実習

すみよし作業センターでは、昨年、南アルプス市にあるはっぴぃ倶楽部様にジャム作りについて教えていただきましたが、さる1月22日には、南アルプス市ハッピーパーク内にあるはっぴぃ倶楽部様の工場にお招きいただきまして、ジャム作りの体験実習をさせていただきました。 はっぴーくらぶ様では会長・副会長様を含め、8名様が作業センターからの参加者にご指導してくださいました。     まずはキウイ10kg(!)の皮を […]

障がい者就労への壁を乗り越える

インターネットでこんなコラムを見つけました。 http://yupeace.net/fukusi/アメディアレポート/「拝啓 厚生労働大臣さま」~ハローワーク障害者求人の闇に迫る~.html ここにあげられている事業所の方だけの問題とは私は思っていません。このようなことはいろいろなところで起こっていることです。「まず@@を*ヶ月やってからにしましょう」 働く場面だけではなく、モチベーションがあるご […]

発達障害のある人の雇用管理マニュアル

  就労支援をするときに、ご本人・ご家族、雇用主さん訓練先の方、ハローワークのご担当者の方からご質問をいただくときがあります。そういったときに、わかりやすいリーフレットを手渡せるといい、と思っていましたが、社会法人 雇用問題研究会http://www.koyoerc.or.jp/ のサイトで、発達障がいをお持ちの方の雇用促進に資する企業向けマニュアル「発達障害のある人の雇用管理マニュアル」というの […]

気分障害3

院長講義、今回は前回の続きで「気分障害3」でした。 最近は「うつ病」の定義が拡大されてきており、従来型のメランコリー親和型うつ病ではない、ディスチミア型うつ病が増加してきているということが今回のテーマでした。また、「どうつきあっていくのか」については認知療法のカラム法を利用したつきあいの方法についてお話ししました。             ディスチミア型うつ病は、背景に人格障害が重なっていると見ら […]

アルコール「行軍」2008年1月

新年1回目のアルコール「行軍」は1月21日、万力公園が目的地でした。冬の寒さを感じる朝でしたが、前夜の雪は幸いなことにあがり、患者様とスタッフは病院に残る人たちの見送る中出発し、目的地を目指しました。 今回はOTS(作業療法士実習生)が1名参加され、感想を送っていただきましたので掲載します。  アルコールセンターで月1回行われている行軍に参加した。 今回は万力公園を目的地に、徒歩での参加10名、ス […]

Evidence-based Practice

精神障がいに対する心理社会的支援には数限りない方法論がありますが、アメリカではコストと効果の面から、システムとして有効性が実証されている、すなわちエビデンスのある支援法は6つあるとされています。その6つとは1998年のthe Robert Wood Johnson Conference in 1998 において以下のように定義されました。 1.包括的地域生活支援(Assertive communi […]

気分障害2

年初めの院長講義、第1回は「気分障害2」でした。 今回のテーマは「双極性障害」でした。最近のKraepelin の精神病理学の再評価にもあらわれているように、以前のような”単極性うつ病vs双極性障害”といった疾患概念の二分法から、より広範な範囲が気分障害の守備範囲であるという論点からの講義を行いました。 Kraepelin の「躁うつ病」概念を再整理して治療学に貢献した研究者としてはAkiskal […]

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