新病棟竣工式その1
- 2018.09.07
- 日記
さる9月5日、台風一過の晴天の下、弊法人住吉病院の外来・新病棟竣工式が厳かに行われました。
午前中に住吉神社宮司様により神事が行われ、午後からは県福祉部・住吉地区自治会連合会・山梨県精神科病院協会よりそれぞれの代表の方ほか多くのお客様をお迎えして、竣工式が挙行されました。
多くの方より激励をいただき、新しい外来と病棟は、来月下旬より稼働を開始いたします。理事長の松野正弘よりご挨拶をさせていただきましたので、ここにご披露いたします。
竣工式に当っての御挨拶
理事長 松野正弘
公益財団法人住吉偕成会 住吉病院の新病棟竣工式にあたって、本日午前11時より神事が、住吉神社宮司さまの下で厳粛に執り行われました。私ども一同は明日に向かって新しい建物に息吹を与えられ明日からの使命と責任を大いに感じて又新たな決意を感じたところです。
本日は大多数のお客様の御来賓をいただきありがとう存じます。
住吉病院は創立者有泉信先生がこの住吉の地に50床の精神科病院を創立されたのが今から65年前のことです。その歴史については30周年記念史及び50周年誌にまとめられておりますが、その間大勢の方950名以上に及びますが、仕事を共にされて去って行かれましたが、今日住吉病院があるのはその功績とご努力によるものであり、改めて感謝と報恩の念を忘れてはいけないと強く思っております。
昭和62年の宇都宮病院の不祥事をきっかけに日本の精神科医療が大きく変わり人権保護と社会復帰の理念が盛り込まれた法律が成立したことも画期的なことでした。
私共の病院も、社会復帰のための施設、グループホーム、生活支援センター、生活訓練施設など、医療と社会復帰を両輪とした組織つくりをして参りました。また昭和46年にアルコール依存症の専門病棟を作り病院の伝統となり今日まで一貫として努力して来ております。
この度急性期対応の病棟とアルコール依存症対応の病棟を主としての新築検討委員会が5年前から発足して検討を重ね、平成29年8月地鎮祭が行われ、本年8月31日完成引渡しとなりました。
山下建築設計・NOA環境設計共同企業体、国際建設株式会社の職員の皆様の優秀なる技術と知識経験をもって所期の目的を達成されましたことに深く感謝の意を表します。
今後は引き続き行政のご指導を仰ぎながら、県医師会、保健所、病院協会の先生方のご理解御協力を保ちながら、又市医師会の11班の先生方、地域、住吉地区の自治会の皆様には大変な迷惑をかけながらも御理解と御援助を頂いておりますが、改めてお願い申しあげて、本日の竣工式での御挨拶とさせていただきます。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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