建築日記?E

いよいよ建築工事も最終版を迎えました。お盆頃からはさしもの猛暑も若干やわらぎ、今月末の完成を目指して、日々建築会社の皆さまが頑張ってくださっています。

住吉偕成会のロゴマークのプレートも設置されました。気候的な理由から周囲の植え込みは若干遅れて植樹される予定です。

新しい建物はもうすぐ出来上がります。建物がきれいであっても、その中で提供されるサービスが旧態依然のものであってはならないと私たちは考えています。ここ数年、毎月第2・第4月曜日の夜には私が講師として「院長勉強会」として、精神疾患とリカバリー概念について学ぶ機会を続けてきていますが、看護部では新たに今年度から毎週ランチョンセミナーを開催して新しい精神科看護について学んでいます。

これらの「学ぶこと」と同時に、新病棟でのプログラムを考える多職種による部署を超えた委員会が活動して新病棟開設後のサービス提供内容について準備を重ねています。

もう一つ、法人全体の今後について方向性を決定していく「リカバリー期成会」第2期が会合を重ねています。第1期のリカバリー期成会による提言から、病床削減や訪問・地域支援の充実、さらに就労支援と法人での障害者雇用の拡大などがなされてきました。

第2期期成会では、あらたなチャレンジをしていこうという議論が重ねられてきており、間もなく新たな10年の法人の活動にむけた提言が理事長あてに提出される見込みです。期成会の討論の内容は会議室に掲示されており、法人関係者は誰でも、見ることが可能です。

新しい病棟の開設とともに弊法人は新たなチャレンジに向けた活動を進めていく予定です。山梨ならでは、住吉偕成会ならではの活動を通して

 ALL for RECOVERY すべてはリカバリーのために 
 RECOVERY for ALL すべての人にリカバリーを

をさらに伝えていけることができればうれしいと思っています。


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。