湯治紀行@増富の湯

ラジウム温泉として名高い増富温泉は須玉インターから「増富ラジウムライン」を30分くらいドライブし、人口湖みずがき湖からさらに奥まったところにあります。「増富の湯」はその温泉郷にある日帰り温泉です。

  

料金は大人700円

泉質は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 (高張性 中性 低温泉)
泉温は32.3℃
p H=6.4
ラドン値…0.23マッヘ/kgだそうです。

行った時には、かなりの混雑で、茶色に濁った3つの源泉浴槽(温度差があり25℃・30℃・37℃)はみんな一杯で、待つ必要のある状況でした。温泉の表示によれば地下300mより汲み出された源泉には、地球の気(生命エネルギー)がいっぱい入っており、絶えずその源泉をかけ流して湯舟を新鮮な状態に保つことを心がけておられるそうです。浴槽の温度差を設定しているのは、その日の入浴者の体調に合った一番入浴しやすい源泉を選ぶことができるようにしているからだそうです。目安としては30分我慢せずに入れるということだとされていました。おそらく源泉そのままのお湯は25℃の浴槽だと思うのですが、入れる余地がないため私は35℃に入りましたが、金や銅色をした湯の花がたくさん舞っていてサラサラとした肌触りが良いお湯は、浴後のすべすべ感もある素晴らしいお湯でした。

浴室内は静かで、入浴している方々もゆっくりと浸かっており、湯治場の雰囲気が充分味わえました。こちらの施設は、長湯をするための配慮が整っており、今度は時間の制約のないときにまた訪れて、4つの源泉浴槽とドライサウナをローテーションして、長時間滞在したいと思います。

増富の湯さまのHPはこちらから→http://www.masutominoyu.com/

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。