講演会参上@富山その2
- 2013.04.09
- 日記
3月16日、午後は特別講演「ピアサポート活動を通してリカバリーする当事者の支援とは」をさせていただきました。この会は、午前中の研修会にご参加いただいた方のうちのご希望者に加えて、支援の方、ご家族の方、ご興味をお持ちの方などにご参加いただきました。
講演の最後に、金沢にある摂食障がいの経験をお持ちの方々を中心としたNPO法人あかりプロジェクトの方が遠路もいとわず会場にいらっしゃってくださり、進行中のプロジェクトについて発言されました。このことをきっかけにして、多くの精神的困難のご経験をされた方々のご発言が聞かれたことは、私にとり大変印象的なことでした。
恒例によりまして、講演会場でとらせていただいたアンケートのうち、掲載のご許可をいただいたご意見の一部をご紹介いたします。
・私は、精神病に対する理解を得たいと思っている。町内行事には、出にくいが、がんばっている。
・自分の感想を話ししたら共感してもらえた。スタッフが自分が困ってどうすればいいか話をすると
自分でよく考えてくださいと言われ、自分で判断して良かった。
・病気になった、たいけん談を話してみたいです。
・いろんな人と話をしてもっともっと自分を明るくしたい。・自分のたいけん、話したい、されたい
・その人にとっての最善のリカバリーのイメージはやっぱりその人の中にあって、精神的困難は
そのイメージにたどりつく大きなチャンスだととらえています。その人の直感の中に答えがあるし
そのイメージが一般常識とか風潮にそまらずにあり続けることが大切なことではないかと
思います。
・精神的な困難にあたりいかにリカバリーとは大切なのかと気が付きました。
・本当に有りがとうございました。健康管理に気をつけてください。
・リカバリーにおいても、ストレングスモデルが重要となることを改めて認識させていただいた。
・精神的困難な状況については、病気あるなしにかかわらず、誰しもが経験することであり、人と
して、自分らしく生きていけることを、当事者同士にかかわらず、同じ人と人として支えあい、
学び合えたらよいのではないかと感じました。
・普段の業務の中での自分の立場、関係性を改めて考えさせられた。カギを持つ側としての居心地
の悪さにも目をそむけることなく、向き合いながら少しでも同等の関係を築いていけるよう努力
していきたいと思います。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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