湯治紀行@大滝温泉

  

甲府市郊外の住宅地の中に大滝温泉はあります。入浴料は平日大人500円、休日600円とリーズナブルです。時間制限はありません。そして、堂々の「天然自噴温泉~源泉 使い切りの湯~」の宣言が掲示されていました。

この温泉のお湯は、ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉で泉温は48.4度のお湯が1200メートルから自噴しており、排水循環を一切行わない100%源泉かけ流しだそうです。その色調は濃い目の紅茶もしくはウーロン茶色でモール泉特有の香りと弱めの金気の臭いに若干の揮発性の油っぽい臭いがしました。源泉の天然源泉成分の影響によって浴槽やタイルが変色をしているところがありましたが、これはもちろん衛生とは関係ない旨が浴室内に掲示してありました。なお、源泉温度が高く、くみ上げ温度のままでは入浴が出来ないそうで、一部の浴槽では井戸水を追加して温度を調整しているということでした。おそらく内湯にある水風呂がその井戸水かと思いますが、こちらも若干緑色になっていました。その隣の浴槽は温度が高めで、外にある露天風呂はぬるめに設定してあります。入浴すると肌触りはさらさら軽く、湯上りには肌がすべすべになるという、黄金温泉やトータス温泉に通じる甲府の温泉らしい良いお湯だと思います。この他にサウナもありました。

※湯治紀行@黄金温泉→

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