公開講座のお知らせ
- 2012.08.28
- 日記
目次
慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室では毎年公開講座を開催していますが、本年度の第5回公開講座で、お話をさせていただく機会を頂戴いたしました。
平成24年度 第5回公開講座
「働いて元気になる! ~新しい就労支援の方法IPS~」
日時: 2012年9月8日(土) 18:00~
場所: 慶應義塾大学 信濃町キャンパス 3号館北棟1階ラウンジ
アクセスはこちら→http://psy.keiomed.jp/access
演者: 中谷 真樹 医師(公益財団法人住吉偕成会 住吉病院 院長)
精神の障がいを持つ方とそのご家族にとって、働くことは、リカバリー/回復のためにとても大事なことだと考えられています。自分の望む地域で生活し、社会での新しい役割を獲得し、精神保健が提供するサービスへの依存を減らしていくために有効だと考えられています。しかし、多くの方は精神的な病いを持ったことで、働くことをあきらめてしまうことを余儀なくされています。
IPS(Individual Placement and Support) は、米国で1990年代前半から開発された、就労支援に焦点を当て開発されたプログラムで、科学的に効果的であると証明された事実や根拠に基づいた援助プログラム (EBS: Evidence Based Plactice)のひとつです。
私どもの法人は山梨県甲府市にあって精神障がいをお持ちの方が働くことを応援しています。私どもは多くの方々と一緒に働いたり、働いている方々の笑顔を見ているうちに「病いがあっても働ける」ことを信じるようになりました。働いて元気になるための有効な応援法であるIPS援助付き雇用について一緒に勉強いたしましょう。
※ご参加希望の方はhttp://psy.keiomed.jp/koukaiから主催者あてにご連絡ください。
なお、申し訳ありませんが、ご参加は医師・看護師・心理士・医学生他、医療関係の
方に限られているとのことです。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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