湯治紀行@フォッサマグナの湯

信州と甲州の境目、国道20号線から少し山間に入ったところに白州塩沢温泉「フォッサマグナの湯」はありました。建物は福祉会館の内にあり、あまり温泉チックではありませんが、湯治を重ねるうちに山梨でこのシチュエーションは珍しくないことがわかっていますので、ためらいなく入場しました。おりから咲いていた桜がきれいです。

  

料金は市外者は700円と若干お高めですが、リンスインシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーがありました。「塩尻白州断裂温泉帯」の地下600メートルの断層破砕帯から湧出する約35℃の源泉の泉質は含硫黄ーナトリウムー塩化物泉で、PH9.7のアルカリ泉です。ほぼ透明ですが、浴室に入るとほのかな硫黄臭があり、入るとお肌がつるつるすべすべする感じのあるなかなかのお湯です。浴室は内湯が3つ高温浴槽・低温の寝湯・水風呂、そしてドライサウナがあって、露天風呂があります。

寝湯は温度がもそれほど高くないので長湯できますし、露天風呂もゆったりと山を眺めながら入浴できてとても気持ちよかったです。少し塩の味がするような気がしました。

静かな山並みとのんびり感があり、お肌にも良いフォッサマグナの湯は、また来たいと思わせる私の肌に合った温泉でした。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。