湯治紀行@鏡温泉

甲府市内の銭湯温泉シリーズ、今回はコラニー文化ホールそばにある鏡温泉にお邪魔しました。

鏡温泉は、創業が昭和２４年だという、甲府でも、もっとも古い温泉銭湯のひとつだそうです。道路沿いにある鉄筋二階建ての気合の入った建物です。ちなみに、これで営業しています。入口が男湯と女湯に分かれていて、入るといきなり脱衣所があるという、地方の銭湯でみかける作りになっています。ちなみに番台制です。

源泉の温度は低いため、加熱の温泉です。浴室は中央に浴槽が二槽連なり、今回はやや深めで手前の浴槽がぬるめ、奥の浴槽はやや熱めになっていました。全体的に湯温はぬるめなので長湯が可能でしょう。カランにはシャワーが付いていないのと、カランから出てくるお湯がぬるいため、私は少し寒かったです。さらに奥の浴槽の左側には打たせ湯があります。これがいちばんぬるいお湯でしたが、水ではないと思います。全体にすべすべ度は高かったです。お湯は薄黄色またはうぐいす色の透明度のあるお湯でした。入り口そばには飲用可の（おそらく）源泉も出ていました。時間帯的にお客さんがいなく、加熱浴槽のお湯があまり多く投入されていなかったのが残念でした。

効能の書いてある板も「いい味」だしていました。それにしても銭湯なのに個性的な源泉の多い温泉銭湯都市・甲府。まだまだ行っていないお風呂屋さんもたくさんあります。

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