湯治紀行@みたまの湯

今年の秋、市川三郷町にあるみはらしの丘「みたまの湯のっぷいの館」に行ってきました。ここは、ほったからし温泉が甲府盆地を北から眺める立地であるのに対して、盆地を北側から眺めることのできる絶景眺望の露天風呂が売りの温泉です。

とくに夜景が素晴らしいと評判で、私と連れ合いで行った時も、駐車場はさまざまな県外ナンバーの車でごった返していました。ホームページによると、

「みたまの湯」は、「フォッサ・マグナ(大地裂帯)」の地下深部の開口割れ目で、悠久の時の流れの中で涵養され、育まれてきた本格的裂罅系天然温泉です。本温泉は、世界的に貴重な特異地形である「甲府大三角形構造盆地」の東南端、北東―南西走向の曽根断裂温泉帯(1984・田中 収)から湧出した湧出口温度43.6度の高温泉、湧出量毎分247リットル・日量357トン、泉質アルカリ性単純温泉という豊かな大自然の名湯であります。

となっていました。

ところが、折悪しく源泉井戸オーバーホール工事期間中にあたってしまい、お湯はタンクローリー車で近隣から温泉を運んできての営業になっていました。通常の「みたまの湯」の温泉を使用しないということで、料金は100円引きになっていましたが、やはりみたまの湯本来の温泉につかてみたかったです。

それでも、標高370メートルの丘陵高台に位置する「みはらしの丘大展望露天風呂」の眺望は絶景であり、南アルプス・八ヶ岳連峰・関東山地の山々の大展望は“百万ドルの夜景”と称されています。実際に入ってみると、さわやかな風が吹きわたり、素晴らしい絶景に心身がリラックスするような感覚をおぼえました。


みたまの湯HPより引用した露天風呂からの絶景

次回は、みたまの湯本来の温泉につかりに、あらためて出かけたいと連れ合いと話し合いました。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。