リワークプログラム~利用者として、治療者として~
- 2011.11.16
- 日記
甲斐うつとリワーク連絡会を主宰されている、響ストレスケアの大橋先生から、クリニック開設3周年記念誌として「リワークプログラム~利用者として、治療者として~」をご恵贈いただきました。早速読ませていただきましたが、この冊子の内容は「うつ病の患者さんを治療した実績をまとめた」ものには違いがありませんが、それ以上に、大橋先生をはじめにしたスタッフの方々と、リワークプログラムを利用した方々がともに1冊の冊子を作ったという感じに仕上がっています。
医療の冊子というよりも、学校の同窓誌のような趣を感じました。実際に利用されてリワークの道をこられた人々からは感謝と「まだ出会っていない仲間」へのメッセージがありました。スタッフの方々からは、自分のしごとによって自らが成長していく喜びがあふれていました。大橋先生のかかれた”「働くことと愛すること」を至近でみせてもらえるのは医者冥利につきます。”という言葉に私は大きくうなづきました。
私たちは”地域に住み、働き、人を愛することによって人がリカバリーしていく”ことを見、聞き、伝える活動をしています。その中で「リカバリーとは”元に戻ることではない”」ことを個人的に感じていますが、リワークも、ただ職場に戻ることではないのだ、と改めて教わりました。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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