第2回標準版家族心理教育研修会のご案内
- 2010.04.13
- 日記
1月に開催しました「標準版家族心理教育研修会」ですが、残念ながら定員となり、受講できなかった方のご要望があり、第2回の研修会を開催する事にいたしました。もちろん、ご新規の方のご参加を大歓迎いたします。
●日本心理教育家族教室ネットワーク標準版家族心理教育研修会(2)のご案内●
~家族心理教育の技法と実践力を身につけよう~
■1.本研修会の趣旨
統合失調症を中心とする精神障害に関する家族心理教育は、病気・障害をもつひと本人の予後を改善し、家族の負担感を軽減する効果があることが実証されており、科学的根拠に基づく実践(Evidence-based practice;EBP)の一つに位置づけられています。しかし、日本ではこの有用なプログラムが十分に普及しているとは言い難く、ニーズのある人が支援を受けられていない現状があります。そこで、日本心理教育・家族教室ネットワークでは、家族心理教育を効果的に実施できる人材を幅広く育成することを目的として、研修の内容や方法についての一定の指針を定めた「標準版家族心理教育研修会」を実施する体制を整えています。
今回は”国府台モデル”の複合家族グループ心理教育を基礎に、心理教育実践の基礎的な理念・知識とスキルを学ぶための研修会です。
今回の研修会は、県内で2回目の開催となるものです。家族心理教育の経験はないが、今後自分たちの病院や実践現場でも実施できるようになりたい方、また、家族心理教育を始めてみたけれど改めて基礎から学び直したいという皆さんのご参加をお待ちしています。
★全2日間参加された方には修了証を発行いたします★
■2.対象
家族心理教育の初級者。
看護師・保健師、精神保健福祉士、医師、心理士、作業療法士、家族学習会リーダーなど職種は問いません。 (定員30名、先着順)
■3.日程
時間・内容
○平成22年6月19日(土)
9:30-10:00 受付
10:00-12:30 総論:家族心理教育とは
情報提供の仕方
12:30-13:30 昼食
13:30-17:00 家族心理教育グループワーク
(1)基礎を学ぶ
(2)必須要素の実践演習
○平成22年6月20日(日)
10:00-11:30 家族心理教育グループワーク
(3)”国府台モデル”デモンストレーションと解説
11:30-12:30 昼食
12:30-14:00 家族心理教育グループワーク
(4)”国府台モデル”の実践演習
14:00-17:00 いろいろなセッティングでの心理教育
どういう家族にどのように導入するか
心理教育プログラムの立ち上げと維持の仕方
■4.講師
中谷真樹(住吉病院院長
/日本心理教育・家族教室ネットワーク認定家族心理教育インストラクター)
■5.実施体制
主催者:財団法人住吉病院
心理教育研修会実行委員会
■6.場所
〒400-0851 甲府市住吉4-10-32
住吉病院ケアセンター
※病院正面玄関向かい側の2階建ての建物です。
<交通アクセス>
※場所やアクセス方法についての詳細は,下記からインターネット情報をご参照ください。
→ URL: http://www.sumiyoshi-hp.or.jp/map.html
■7.費用・その他
・参加費は4000円(研修テキスト、副教材の代金を含みます)
当日、受付にてお支払いください。
・院内には小さな売店があるのみです。昼食はご持参いただければ幸いです。
■8.参加申込方法
・別紙の参加申込書に必要事項をご記入の上、5月28日(金)までに郵送もしくはFAXにて
事務局あてお送りください。
・Emailでお申し込みの際も、参加申込の部分に必要事項を入力し、5月28日(金)までに
お送りください。
■9.連絡先(事務局)
・財団法人住吉病院
〒400-0851 甲府市住吉4-10-32
電話:055-235-1521 FAX:055-235-1507
E-Mail: psychoeducation.yamanashi@ gmail.com ←@の後ろのスペースを消して送信してください
事務局:松田智子(作業療法士)、磯貝章子(看護師)
申込書はこちらから→http://homepage3.nifty.com/recovery/psyed_moushikomi2.doc
(すみませんWORDファイルです)
今回も多くの方と学びの機会を持つことができますと幸いです。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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