ヴァンフォーレ甲府の戦い11/21

  

2009年J2リーグ戦第49節は、来シーズンJ1に昇格できる最後の1チームを争うヴァンフォーレ甲府と湘南ベルマーレの直接対決でした。ホーム小瀬には開門前から長蛇の列でした。入場者数はなんと!16844人でした。

  

つめかけたサポーターは大きな歌声でチームのバスを出迎えました。スタジアムの周囲にも多くのダンマクが張られ、「この一戦にかける」気持ちが盛りあがりました。

  

ゴール裏では、日の高いうちから大きなチャント(応援の歌)が響きました。そして、ついに運命の一戦がはじまりました。そして、この大一番にキャプテンマークをまいていたのは林健太郎でした。

勝ち点3を争う試合でしたが、立ち上がりから甲府は後半のようなプレッシャーをかけていったものの、ベルマーレの狙うカウンターで開始10分で早くも2失点。懸命においかけヴァンフォーレは同点においついたものの、終盤に林が足に故障をきたしたか、突然の交代。投入した選手はFWでした。ロスタイムに痛恨の決勝点をベルマーレに許し、2-3の敗戦。小瀬は静まりました。

これで勝ち点差3。得失点差3。残り試合は2。しかし、まだベルマーレはまだ手に入れてはいないし、我々はまだ完全に失ってはいないのです。

ヴァンフォーレの戦いはまだ続いています。

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(wrote:財団法人 住吉病院