夢を一つにする

すばらしい秋晴れの日、私どもの法人で働くスタッフのご結婚式とご披露宴にご招待をいただき、参加してきました。

式場の入り口には手作り感あふれるウェルカムボードと、なんと手作りのお二方のカリカチュアが飾ってありました。参列者も大いに心がなごみ、アットホームな雰囲気で式に参加することができたことと思います。

   

私は結婚式から参加させていただきましたが、神仏の前で結婚を承認してもらうという方式ではなく、自分たちを育て、サポートしてくださった人々の前で、その人たちに、そして自らにも「幸せになる」という誓いをたてる「人前結婚式」という形式でした。式には参列者もまた参加する雰囲気は心温まるものでした。

  

場所を素敵なレストランに移しての披露宴では、私はスピーチを仰せつかったのですが、その前の結婚式に感動して、用意した言葉がまっさらになるという事態となって、ご迷惑をおかけしてしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。

異なった地に生まれ、異なった家族と育ち、異なった道を歩んできた二人が、いつしか出会って家族となるという不思議。そのための出会いの要になるのは「夢を共有できる」ことのように思いました。そうして重ねた夢が契りの式によって「一つになる」のだと思いました。その夢とは幸せになるという言葉が似合っているのかもしれない、と思いました。

宴がお開きになってから見上げた初秋の空はどこまでも明るく、澄んでいました。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

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(wrote:財団法人 住吉病院