よっちゃばる会
- 2009.08.19
- 日記
当住吉病院のケアセンターでは、毎週水曜日に心理教育プログラムを開催していますが、作業療法室では入院患者様向けにOTプログラムで教育的なプログラムを行っています。
プログラムの名前は「よっちゃばる会」。「よっちゃばる」とは、甲州弁で「集う」というような意味あいです。
そこで「みんなは薬についてどんなふうに思っていますか?」という質問への答えがこれでした。会の意見をわかるように、作業療法室のみんなの見られるところに張って見ました。ネットでご覧になったみなさん、いかがですか? 誰だって薬が大好きで飲んでいるわけではないですよね。
今週は「薬を飲むメリットとデメリット」について話し合ったようです。薬を飲んだときのメリットでは「普通の状態になる」「健康的になる」「物忘れがなくなった」が多かったようです。デメリットでは「口がかわく」「体がだるい」「便秘」などがあがりました。みんななんとか病気をよくしようと薬のことを考えているのです。
ちなみに、
とは、
だそうです。誰でも一生懸命に病に立ち向かい、少しでも良くなろうと頑張っています。すべてが薬で解決するわけではありませんから、有効で安全な薬物療法のためにはスタッフだけではなく、飲み手のご本人の参加がとても重要です。そして、薬のみに頼らないすこやかさの管理や元気の増進についても学んでいくといいように思いました。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
(wrote:財団法人 住吉病院)
-
前の記事
早すぎる別れ 2009.08.18
-
次の記事
第13回IPS勉強会のお知らせ 2009.08.20