ストレングスモデル
- 2009.06.03
- 日記
私たちの法人では、毎年、新人職員のための研修会を行っています。今年も私の講話の順番が回ってきました。今年のテーマはストレングスモデル
今年は多くの新入職員を迎え、会議室は多くの職員で埋まりました。まずは定番の法人紹介の「風林火山スライドショー」。そしてHERAT・fullメッセージ2008を全員で唱和した後、私たちの大切にしている「リカバリー」の一つの定義をご紹介しました。
ストレングスモデルには5つの原則があります。
原則1:精神障害のある人は、リカバリーし、回復し、そして人生を変えることができる。
原則2:焦点は個人の欠陥よりも個人の強さである。
原則3:地域を資源のオアシスとしてとらえる。
原則4:利用者は援助過程の管理者である。
原則5:ケースマネジャーと利用者の関係が根本であり本質である。
原則6:私たちの仕事の最も重要な舞台は地域である。
アルコール医療を原点として長い伝統の上に培われた私たちの活動理念は、ストレングスモデルという形に集約されるような気がします。これからも「すべての人はリカバリーできる」という熱い情熱を持って、新しい活動を新しい仲間と展開していきたいと思います。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
(wrote:財団法人 住吉病院)
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