精神科薬物治療向上のために
- 2008.07.11
- 日記
住吉病院では、入院しておられる患者様の薬物療法をより良いものにするために、薬剤師による精神科薬剤管理指導業務を行っています。
かつて、精神障がいをお持ちの方への薬物療法に関しては、十分な情報提供がおこなわれにくく、スタッフがひたすら「薬を飲みなさい」と言うような医療機関が少なくない時代がありました。現在では、ご本人に薬物療法のメリットも副作用のようなデメリットも正確に伝えるというスタイルでの薬物療法が主流になりつつあると思います。
当法人では、より有効でより安全な精神科薬物療法を目指すために、このたび東邦大学薬学部医療薬学教育センター臨床薬学研究室教授の吉尾 隆先生にきていただいて、実際の薬剤指導業務をご指導いただき、同時にスタッフ向けの講義をしていただけることとなりました。吉尾先生には3月に講演会を開催していただきましたが、今度は一緒に現場でご指導を受けることができるようになりました。
このときの講演会の様子はこちらをご参照ください→)
-
前の記事
盆踊り2008のお知らせ 2008.07.05
-
次の記事
アメリカの障がい者保障 2008.07.16