キウイジャム作り体験実習

すみよし作業センターでは、昨年、南アルプス市にあるはっぴぃ倶楽部様にジャム作りについて教えていただきましたが、さる1月22日には、南アルプス市ハッピーパーク内にあるはっぴぃ倶楽部様の工場にお招きいただきまして、ジャム作りの体験実習をさせていただきました。

はっぴーくらぶ様では会長・副会長様を含め、8名様が作業センターからの参加者にご指導してくださいました。

   

まずはキウイ10kg(!)の皮をむいてミキサーに投入します。この間に瓶を85℃で煮沸します。

   

ミキサーのふたをして30秒、きれいにミキシングした後は砂糖とレモン果汁を混ぜて30分間煮詰めます。この間のあく取りをていねいにやることがおいしさの秘訣ですが、自動でへらが回っているため、あく取りのタイミングには熟練が必要でした。砂糖・果汁とキウイの配合は企業秘密。

   

糖度計はジャム用の特別のもので、これで糖度60度になっていることを確認します。そして瓶につめ、脱気殺菌(瓶詰め後に瓶ごと再加熱して、再度ふたを閉める作業)を85℃で25分行う、というのが作業の工程です。

施設内はとても清潔で、手洗いの手順もきちんと写真入でわかりやすく提示されていました。こういった工夫は食品を製造する上で大変重要だと思いました。

 はっぴぃ倶楽部さんでは、手作り味噌や梅漬けも生産しておられました。

以下は同行させていただいた作業センタースタッフの感想です。

作業工程すべてメンバーさんとともに体験させていただき、とても良い実習をさせていただきました。作業センターでもぜひ取り入れて行きたいヒントもありました。なにより、メンバーさんに対しても親切で暖かく対応していただき、また、メンバーさんの様子を見て作業をわりふってくださるなどしていただき、とてもやさしい皆さまでした。作り方や設備の良い面だけではなく、自分たちが作った製品に対して誇りや自信を持っておられること、また研究・勉強熱心な姿勢など見聞きさせていただいたことを今後のすみよし作業センターのジャム作り作業にいかしていきたいと思います。

はっぴぃ倶楽部の皆さま、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い申し上げます。

↓はっぴぃ倶楽部様が共催されている「ジャム作り体験」はこちらをご参照ください。
http://www.eco-tour.jp/view.php?id=J0505060003

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(wrote:財団法人 住吉病院