考えない練習

小池龍之介著「考えない練習」小学館 を読みました。仏教の考え方から、自分自身をコントロールしたいと考えている人向けの、「考えない」ことについてとことん考えていこうとしている本のようでした。 人は自由に何かを考えているようでいて、いわゆる「考えすぎ」状態におちいってしまいがちです。心は常に刺激を求めているので、人は自分が主体的に「見たり聞いたり触れたりしている」つもりでも、脳は考えなくてもいいことを […]

WRAP集中クラス開催のお知らせ

やりま商会、こと「山梨県の精神保健福祉を考える会」ではこのたび、7月7日・8日の両日山梨県立大学飯田キャンパスにおいて、コープランドセンター認定ファシリテーター2名とサポーターによって、WRAPTM(元気回復行動プラン)の2日間集中クラスを主催することになりました。 今回の集中クラスに関しての詳しい情報は「山梨県の精神保健福祉を考える会」のブログをご覧ください→

湯治紀行@国母温泉

  国母温泉は住吉病院からは離れた国母通り沿いのバス停の前にある市街地の温泉銭湯です。1953年から営業しているということですが、立て直しをしているため、「昭和の銭湯」度はそこそこです。ご主人いわく、2008年に3度目の掘削を行ったところ、46度の源泉が湧出。しかも、湯量が落ちた2本目の源泉(35度)が、昨年の大震災以来湯量が増加して、かけ流しの量が半端ではなくなったそうです。浴室には45度の源泉 […]

当事者スタッフという立場3

の記事の続きです。 デイケアスタッフ(PSW)の感想:感想  精神科病院に通院して様々な思いを抱いてきた一人の人間として、私は「当事者」という表現を好まない。当事者サービス提供者というと、とても堅苦しいイメージを持つ。難しい説明は考えていないが、私は、経験を活かせる専門職、という表現が適切と考える。経験は絶対に活かせるものと確信しているので、経験から理解できて一緒に考えられる材料が多く、私にとって […]

湯治紀行@古名屋ホテル

古名屋ホテルさまHPより拝借しました。 内湯はひょうたんのような形で、真ん中に橋のようなものがかかっており、ガラス戸の向こうにある露天風呂に行くための通路になっています。露天風呂は、ベランダ風で狭く、そのスペースに小さな二つの浴槽があります。一人用の壺風呂と二人用の露天風呂はかこいに囲まれて眺望はありません。温泉は薄緑色をした柔らかいお湯で、つるつる感のある肌触りがいい温泉です。ホテルの性格上、温 […]

当事者スタッフという立場2

の記事の続きです。 活動療法部補助スタッフ(WRAPファシリテーター)の感想:感想  この感情は何だろう。これが、私が今回の講演を聴いて振り返る中で感じたことです。働く当事者である人たちが今、世界に多くいる感動にも似た感情と、自分もそうなのだという何とも誇らしく思う気持ち。これが講演を聴いた率直な自分の感想でした。しかし、自分でこの講演を振り返りながら思ったことは、そんな自分の思い上がりに終止符を […]

湯治紀行@百楽泉

百楽泉(ひゃくらくせん)は甲斐市双葉町スポーツ公園に隣接している公共の温泉施設です。今回は夜に訪れましたが、浴室の窓は大きく、小高い位置にあることからも、昼まであれば田園風景や甲斐の山並みが見えるものと思われました。湯船は大浴槽と、気泡の出ているジャグジーと寝湯が一体化したもの、サウナがあります。入浴料は市民300円/市外者600円ですが、シャンプー・リンスはそろっています。残念ながら露天風呂はあ […]

当事者スタッフという立場

2003年の大統領新自由委員会レポートでは「精神保健サービスの当事者がケアシステムの中心に立つべきであり、システムでは、そのサービスと支援を当事者が設計、管理、提供、および監視する方法を開発する必要がある」とされました。 フィリス・ソロモン先生は、アメリカにおいて利用者サイドの視点から、より良い地域精神保健サービスのあり方を追求して来た著名な実践研究者であり、社会や関係者に大きな影響を与えて来まし […]

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