【研究集会情報】お申し込み締め切りまであと3日です

 日本心理教育・家族教室ネットワーク第25回研究集会in山梨は、きたる3月7・8日に甲府市にある山梨県立大学池田キャンパスで開催されます。

 研究集会にご参加を希望される方は、こちらからのお申し込みとなります。お申し込みの期限は2月28日の23:59までとなっていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。⇒https://yamanashi25th-jnpf.net/registration.php

 研究集会を間近に控えて、私にとって「心理教育」との学びのきっかけとなった本を再び読み始めています。

 ここ数日間、私はあらためて、「上巻」の冒頭にある”謝辞”から読んでいます。そこには以下のように記載されています。

「本書に述べた理念と技術は、この特別のプロジェクトに参加された患者さんとご家族と、それに20年以上にわたってわれわれがお会いしてきた患者さんとそのご家族の協力と示唆の賜物です。もっとも重要な多くの対処方法と管理技能は、ご家族が非常に苦しい時期に、多くの年月をかけた試行錯誤の過程を経て、自らの手で開発されたものです。」

 もちろん、さまざまな臨床家による研究も大きな発展に貢献したことには疑いがありません。しかし、前世紀から何度も繰り返されてきた専門家の提唱する「新たな治療」や「画期的な仮説に基づいたアプローチ」が問題や困難を解消するということがいまだ起こっていないことを忘れてはいけません。「分裂病と家族」の下巻には監訳者のメッセージがあり、そこには、なぜ「家族療法」ではないのかが書かれています。

「『家族療法』ということばには『家族が問題である』というメタファーが含まれており、家族に不必要な不安や恐怖を抱かせ抵抗を増す」とされており、治療スタッフを「治療者」ではなく「臨床家」と呼んでいるのかについては「治療者が自らを家族よりも一段高い位置に、すなわち家族や患者を見下ろす位置に身をおき、患者と家族と共に模索する姿勢を欠くことが多い」「患者と家族が自らの手で新しい生き方を見いだして行くためには、治療者は漫然と治療者という『王座』に腰を下ろしていることは許されない」

今回の集会テーマは「学ぶとはまことを胸に刻むこと」です。

多くの皆さまと学びのひと時を持てますように、お待ちしております。