心地良い未来を創る

 私の知り合いの方が、このたび東京都府中市で事業を起こされましたのでご紹介申し上げます。

 株式会社ウェルチャーのキャッチフレーズは「心地良い未来を創る」。そして「世の中に存在するハンディキャップをアドバンテージに変えていける社会を目指します」と宣言されています。事業内容は児童発達支援施設で、以下にリンクを貼っておきますので、必要とされている方々のお役に立てれば幸いです。

https://trick-or-treat.welture.jp/

以下、上野雄太代表取締役社長様よりのご挨拶になります。

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 皆さんこんにちは。

 私は株式会社ウェルチャーの代表取締役社長をしております上野雄太と申します。
私は中谷名誉院長先生のもと患者で現在では精神科の薬はすべて断つ事ができました。
今の私が存在出来ているのは中谷名誉院長先生初め住吉病院のスタッフの皆様のおかげだと信じております。

さて、私は株式会社ウェルチャーを設立しました。
株式会社ウェルチャーの社名の由来ですが、良いという意味のWELLにFUTUREを重ね合わせWELTUREと名付けました。全ての人が心地良い未来を創ると良いう意味がこめられています。
その中で私が大事にしているのは福祉の充実です。

私はファロー四徴症と言う難病で産まれました。
幼少期から大変な思いをして来ましたが家族が一番大変だったと思います。なので、手助けになる事が出来ないだろうかと思いついたのが児童発達支援事業でした。1号店を2024年9月に東京の府中市に開業する事が出来ました。まだまだ色々大変な状況ではありますが、一人でも多くの人に利用して頂き束の間の安心と子供さんの成長を感じていただけるような施設にしていけたら良いなと考えております。

終わりに、今の私が存在することが出来ているのは私に色々な方々の支援があっての事だと思っています。人は一人では生きて行くことが出来ません。

https://trick-or-treat.welture.jp/ 施設のホームページです。 よろしくお願いします。

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リカバリーとは、「元に戻ること」ではない、というPat Deeganの言葉を新たにかみしめています。
”For those of us who have struggled for years, the restitution storyline does not hold true.
For us, recovery is not about going back to who we were. It is a process of becoming new. It is a process of discovering our limits but it is also a process of discovering how these limits open upon new possibilities. Transformation rather than restoration becomes our path.”(Deegan, 2001).

「何年も苦闘してきた私たちにとって、元に戻るというストーリーは真実とは言えない。私たちにとって、リカバリーとは以前の自分に戻ることではない。新しくなるプロセスなのだ。自分の限界を発見するプロセスであると同時に、その限界がどのように新たな可能性を切り開くかを発見するプロセスでもある。復元するのではなく、変化することが私たちの道のりになるのだ。」(ディーガン、2001:中谷訳)

最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。