新年度にあたり
- 2018.04.02
- 日記
弊法人でも新年度にあたり、昇任者、新規採用者に対する辞令交付式が執り行われました。式典における松野正弘理事長による訓示の概略をご披露いたします。
昇任された方、新たに入職された方々にお祝い申し上げます。新たな年度を迎え、医療費の改定はプラスの方向性となりましたが、物価高もあり、落ち着かない状況にあります。
当法人は64年前に故・有泉信先生が田んぼと桑畑の中にこの精神科病院を創建されて以降、さまざまなことを経験して齢を重ねてきました。わが国の精神科医療は歴史的に他科に比べて遅れをとってきましたが、我々は創設者・有泉先生のご遺志を継いで地域に根差した、垣根の低い医療福祉で地域に貢献する実践を行って今日まで来ました。我々は県下で11ある精神科病院の1つとして、時にそれらをリードしていこうという自負を持ってやってきたわけです。ここに新たな人材として皆さんを迎えて非常に心強く思っています。
精神科医療では人権などの問題が指摘されており、皆さんは患者さんに対してあたたかい気持ちで接して行く事が大事であることを肝に銘じてほしい。今年度に竣工する新病棟の運営にも頑張って協力してもらいたいです。
皆さんには、早く職務に慣れて、健康に留意し、明るい職場を作ってもらいたいと希望しています。一緒に頑張りましょう。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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