オープンダイアローグ学習会第5回のお知らせ(再掲)
- 2018.03.17
- 日記
この度「山梨オープンダイアローグ学習会」は、これまでもナラティヴなアプローチでご指導いただいた山梨英和大学の田代先生を、再びファシリテーターとしてお招きし、参加型の学習会を企画しました。オープンダイアローグ学習会に多くの方にご参加いただくことで、山梨でも精神障がいをお持ちの方が社会に参加し元気になれる可能性を広めたいと思います。どなたでも参加でき、精神保健医療福祉を大きく変える潜在力を秘めた技法であり思想でもあるオープンダイアローグを一緒に学んでみませんか?!!
日 時: 2018年3月24日(土)午後1時~午後4時
場 所: 山梨県立大学 池田キャンパス101講義室
演 題: 「未来語りのダイアローグ~ナラティヴなアプローチの実際~」
参加費: 一般 1000円/学生・手帳所持者 500円
主 催:山梨オープンダイアローグ学習会
共 催:公益財団法人住吉偕成会
山梨県立大学大学院看護学研究科精神看護学専門分野
※事前申し込み:不要
お問い合わせ:〒400-0851 甲府市住吉4丁目10-32 (公財)住吉病院
TEL:055-235-1521 担当:CNS 佐野
なお、メールは山梨県の精神保健福祉を考える会アドレスにお願いします:
yarimashoukai○gmail.com 〇を@に変えてご送信ください
第4回学習会のフィードバックの一部をご紹介します。
・改めて「聴く・話す」を区別することの大切さを知った。自分の「内なる声」
を、対話を通して聴く事ができた。
・対話を通じていくうちに、その人の経験が厚くなっていくというプロセスを
演習を通して思いました。板書を見たり、演習での語りを聴く事で、ポリ
フォニーが生じ、自分の事を知ったかぶりしていたのではとも思いました。
・患者理解や寄り添う事も大切ですが、援助する側のNS自身の感情に
気づくことも大切であると思いました。話を聴くことの大切さを痛感しました。
・対話を持つ機会が少なく、軽視しがちでありましたが、今回の語る会で
対話による効果により、マイナス面からプラス面に切り替わる事ができる
のを今日の会で把握する事ができました。しかし、オープンダイアローグ
についての説明をもう少し理解しやすく説明して頂けたらと思います。
・率直な意見が出し合えて、自分自身および他者に向けて新しい考え方が
出てきました。良い勉強会ですね。大変感謝します。
・AD(未来語りのダイアローグ)について今から、過去を振り返っても、現在
を変えることはできないけど、未来を想像して、そこから過去(現在)をふり
かえると、未来をかえることができることができるかもしれないと思いまし
た。未来を想像するのは難しいけど、面白かったです。
・理論ではなく、体験の学びはすばらしいと実感しました。内的対話が活性
化される体験ができて、良かったです。
・語ると聞くを分けることで、自分が深まることを実感しました。精神医療の
権力性について考える必要があると思った。開かれた対話は新たな
気づきの扉を開くと思った。
・未来語りのダイアローグは、こころがポッカポカになるんだなあーと感じ
た。夢・希望、よく分からないけどうまくいっているイメージの力強さを
感じた。自分の内的対話にも注目しながら、外的対話のおもしろみも
あった。この場に表現されるすべてを全員の責任で、山分けしている感じ
がした。人生は、結果ばかりでなくプロセスが中心ってことを振り返った。
・質問する方(プレゼンター)も含めて、ADの練習をもう少しくり返してしたい。
・人の悩みを聞いていて、自分の内の深いところからわいてくるものを感じ
ました。自分との対話もうまれるな・・・と思いました。
・”相手の話を聞くことに徹する“ことも自分の内なる対話”が活性化されて
いき“自分なりの答え”“おさまり”が出てくるのだろうと思います。
“その人”が“おさまる”ことが大切だと思います。
・新ためて、きちんと勉強していきたいと思いました。
・○さんの課題がファシリテーターとのダイアローグで厚みを増し、支援者
の感想を聴くことで収まる(治まる)様子が見られていました。前回、小
グループでのセッションでしたが、今回、○さんの課題を全員で聴くこと
で、一体感がありました。板書下手でしたが、板書がこの一(本)感に
ひと役買っている気がしました。
みなさま、また対話の場でお目にかかれれば幸いです。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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