向精神薬指定に関する政省令の改正案

厚生労働省では「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬減量を指定する政令の一部を改正する政令」と「麻薬及び向精神薬取締法施行規則の一部を改正する省令」案を発表しました。すでにパブリックコメントの募集期間は終了していますが、

今回あらたに向精神薬に指定するかどうかを検討している薬物は

エスタゾラムとゾピクロン(向精神薬として指定する物には上記物質の塩類及びこれらを含有する物を含む)です。弊ブログでも幾たびか触れてきた多量処方と依存性に危惧のあるベンゾジアゼピン系薬物の2つです。

厚生労働案の通りに向精神薬指定がなされると管理の厳格化、長期投与に関しての制限、個人輸入の制限もかかることとなり、臨床場面でも変化が起こるような気がします。

パブリックコメントのリンク先はこちらです→http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495160131&Mode=0


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