”E”はLEAPの”E”
- 2015.12.26
- 日記
12月のご家族のつどいは、LEAPシリーズの第2回でした。今回はLEAPの”E”、Empathize=共感すること、について私がお話をし、その後はSSTの形式でおさらいをしました。新しい、ご家族とご本人の間のコミュニケーション改善のための提案のシリーズはご参加の皆さまからのフィードバックでも評判は良く、今後も引き続き行っていく予定です。
ご家族のつどいの根底にあるのは”ピア・サポート”の精神です。ご今日もある皆さま、次回は来年2月になりますが、お待ちしております。
LEAPのご提案は、ご家族のコミュニケーションが誤っている、ということではありません。誰でもが、よりよい関係性を築いていくためのコミュニケーション改善について、アメリカのAmador氏の提案する方法論のご紹介とトレーニングのご提案です。
今回は、共感することについて学び、その基本としての「オープンクエスチョン」について学びました。「はい・いいえ」で答えるような質問や、自分の価値判断で相手を手短に評価するのではなく、相手の人がどうしてそのように思ったのかを自分目線での評価判断を抜きにして引き出すすようなやり方はどうなんだろうか、という質問の仕方についてだったのですが、ご家族からのフィードバックも頂戴できました。
いただいたフィードバックでは、今までにない会話方法で難しそうでもありつつも、試してみたいというご意見や、それぞれの方の会話のたり方の中に取り入れていきたいというご意見がありました。
私がお話ししている”LEAP”はコミュニケーションのやり方についての一つのご提案であり、「家族の対応は@@すべき」という指導でありません。なにより、いろいろな家庭の味を知ることは私の引き出しの中身が増えることでもあるので、これからもご一緒に学んでいきたいと思っています。
”LEAP”シリーズ「ご家族のつどい」、来年1月は県家族会ご主催の会合があるので1回お休みして、2月20日(土)、開催いたします。テーマは”LEAP”の”E”その2、です。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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