ヴァンフォーレ甲府の戦いvsFC東京

まさしく秋晴れの10月27日、J1リーグ残留に向けて戦うヴァンフォーレ甲府は、ホーム山梨中銀スタジアムにFC東京を迎え撃ちました。スタジアムには早くからぞくぞくとサポーターが終結しました。

  

スタンドは14000を超える人々で大賑わいでした。そして、この一戦にかけるヴァンフォーレサポータの意気込みはなみなみならぬものがありました。

  

 ゴール裏も・・・                バックスタンドも・・・・ 

  

 アウェー側も・・・                メインスタンドも・・・・

360度が青赤の波で埋め尽くされました!!  たねあかしをすると、FC東京もチームカラーが青赤だからなのでしたが、まさしくスタジアムが青と赤のカラーで一体になった感じがしました。

イエローカード累積でエースのパトリックを欠く今節のヴァンフォーレでしたが、前半は前線からのプレスもよくきいて、ショートパスをつなぐスタイルでほぼ互角に戦い、かつてヴェルディ在籍時には東京ダービーでFC東京のゴールをおびやかした平本選手が、FC東京サポーターの大ブーイングにこたえるように前半28分、先制ゴールつきさしました。そういえば、前回アウェーでのFC東京戦でも平本選手はゴールを決めていました。前半の最後の方からFC東京は3-4-2-1のシステムを4-5-1に変更して徐々に押し込み始めましたが、本日先発GKの河田のナイスセーブがあり前半を1-0とリードして終了しました。

後半に入り、反攻に出るFC東京は平山を投入してさらに前がかりとなると、ヴァンフォーレは平本に代えて土屋を投入し、4バックに変更して河本を伊藤輝に代え、早い段階から守り切ろうという態勢に入りました。しかし30分頃からは連動性がまったくなくなり、一方的に押し込まれる展開となり、一度は山本のすごいクリアでしのいだものの34分に徳永に同点ゴールを決められてしまいました。その後保坂を水野に代えましたが、終了までの10分はまさに一方的に守るという試合でした。河田の気迫あふれるセーブに伊藤輝の顔面シュートブロックもあり、ついに逆転ゴールは許さず、重要な一戦で1-1の勝ち点1をあげ、この日新潟に敗れた湘南との勝ち点差は6となりました。

精いっぱいファイトした選手には勝ち点3をあげたかったですが、この積み上げた勝点1が大事で、湘南と勝ち点差は6でも、得失点差を考えると残り4試合を残して2試合以上の差をつけたことはヴァンフォーレにとり有利な条件で、残留に向けて一歩前進したといえそうです。

泣いても笑ってもあと4試合。ヴァンフォーレの戦いはハッピーエンドにむかってまだまだ続きます。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。