湯治紀行@白根桃源天笑閣

私がかつて県立北病院に勤務していたころに掘り当てられた、白根桃源天笑閣は天恵泉ともいい、芦安温泉の手前にある日帰り温泉施設です。先日行ったところ天笑閣の隣にはプールなどの設備がある「ヘルスピア白根」もありました。ただ、私の行った時には営業していませんでした。

  

浴室はそんなに広くはなく、共同浴場っぽい雰囲気があります。サワラでできた湯船が2つ置いてあり、1つは3人ほどが浸かることのできる湯船で、これは源泉です。大きめの方が7・8人ほどが入れる加熱浴槽です。もともと源泉の湧出温は温泉基準ぎりぎりということもあり、源泉浴槽の湯はかなり冷たく、5月では寒いという感じで、加熱した湯と交互に入るということになります。湯は日本でも有数の高アルカリ性だそうで、すべすべ感がかなりしました。源泉槽は順番待ち状態になることが多いようです。

株式会社フィッツさまHPより拝借しました

お湯の色はほぼ無色透明で、ほぼ無臭ですがかすかに硫黄臭があるかもしれません。日本有数の高アルカリ温泉というだけあってpHは10.6と高く、これがぬるぬるすべすべの入浴感につがっていると思います。もちろん入浴後はお肌がすべすべになります。

このエリアには「樹園」や桃の木温泉「桃栄館」もあり、こちらもなかなかの泉質です。

源泉名:桃源天恵泉
泉質:アルカリ性単純温泉
湧出温:28.8℃
pH:10.6

入浴料(市外) 600円
入浴+休憩料 900円

※天恵泉天笑閣の管理会社フィッツスポーツクラブによるホームページはこちらをご覧ください→http://www.fitz-sc.com/shop/shirane/shirane.html

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。