同僚と支援について対話する

批評社の[雑誌]精神医療 70号はメンタルヘルス領域における就労支援についての特集号です。幾人かの知人の論文も掲載されており。それぞれ興味深い内容です。この特集号に、私と同僚の小川瑛子との対話形式の論文が掲載されました。IPS(Individual Placement and Support:個別職業紹介とサポート)援助付き雇用の実践を重ねていくうちに、誰でもが働くときに必要としているだろう「同僚という形での支援」についての対話です。支援する/されるという立場の前に、同じく働く人としての関係性が大切だと思うようになりました。

ひるがえって働くことを「支援」するということは、互いに働く人同士として目線の高さを一つにすること、クライエントと専門職に互いを切り分けず、ともに考えたり学んだりする関係性を築いていくことが必要であるという気持ちがしました。それはストレングスモデルやピープル・ファーストの考えとも一致していると思いました。

よかったらお手に取り、お読みください。税込み価格1785円だそうです。

※ネットからのご購入はこちらをご参照ください→http://www.hihyosya.co.jp/ISBN978-4-8265-0577-2.html

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。