湯治紀行@鼓川温泉

恵林寺を山側に登った所にあるはやぶさ温泉からさらに笛吹川の支流、鼓川に沿って登っていくと、どんどん辺りは寂しい景色になり、まばらだった民家もまばらになってきます。そんな丘の上にロックガーデン風に建っているのが山梨市営の鼓川温泉です。

  

山梨市内の人は、一般で3時間以内300円、市外の人は500円となっています。ちなみに「花かげの湯」と「鼓川温泉」の両方の市営温泉を当日に限り利用できる「1日フリーパス」がありますが、これは1日1000円。1日で両方入るとすると、片方に3時間以上いることは多くはないようなので、どこがお値打ちなのかはわかりません。

  

お湯はやや柔らかめでpHは9.8、アルカリ性単純泉の、いわゆる「お肌ツルツル」系のお湯です。お風呂は内風呂・水風呂・サウナに露天風呂というラインナップです。温泉内の掲示によると、内風呂には塩素が投入されているようですが、露天は源泉かけ流しということでした。湯口から投入されているぬるめの源泉はほんのりと硫黄の臭いがして、はやぶさ温泉より若干硫黄の臭いは強いように感じました。春がまだ浅い日に行ったため、露天は少々寒かったです。

山の上のほうの温泉ですが、それなりに人が来ていて、県外ナンバーの車もあり、浴室内の撮影はできませんでした。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。