岐阜よりのたより

でご案内させていただいた通り、先月、岐阜県精神保健福祉会連合会さまにお招きをいただき講演をさせていただきました。過日、当日のアンケート結果をお送りいただきました。私自身がとても励まされる内容でしたので、一部をご紹介させていただきます。

当日は81名の方にお集まりいただき、うち60名の方にアンケートをお書きいただけたとのこと、あらためてお礼申し上げます。

【アンケートより】

・その人と力を合わせて困っている所に取り組む姿勢とても勉強になりました。
・担当している入院患者さんに何もできていないことを教えて頂いた様に思います。
 型にはめていたことにも気づくことが出来ました。まだまだ多くのことを学んでいき
 たいという意欲が湧きました(医療関係)
・支援者としても自分たちの関わりについて振り返りを致しました。精神科医療が
 変わるとともに、地域の福祉が変わっていかなければならないと思います(事業所)
・大変勉強になりました。自分たちに必要なのは議論でもなく、教育的な面からの
 指導ではなく、何よりも大切なのは対話であると痛感しました。
・「人は人と居ると自分の中で対話する」の言葉が心に残りました。
・諦めより希望を持たなくてはと思いました。難しい事もあるのでしょうが、出来る事を
 少しでも生かしていこうと思います
・私「ホ・オポノポノ」の実践者です。私個人的には「スピリチュアル」に助けられました。
・相談を受けている中で「薬を飲みたくない」という方や病識のない方等あり、幻聴や
 イライラ感で生きづらさを感じている人がいます。対話を大切にしながら、一緒に
 考えていきたいと思いました。
対話が大切なことがよくわかった。上から目線に気をつけたい
・家に帰って今日聞いた話を思い出して子供とこれから「対話」していきたいと思います
・精神科医療とは日進月歩の世界で治療法も当事者にとって当事者本位になって
 いくようになり話すことが大切なのだと勉強になりました。なかなか難しいけど希望
 の持てる話でした
オープンダイアローグというのは、派手な症状を示す人向きなのかなと思います。
 それともうひとつ思うのは、対話法が効果的なのは家庭内暴力の人とか、境界性
 パーソナリティ障害の人のような人生や生活が上手くいかなくて不満があり感情が
 処理しきれなくて爆発させるような人ではないでしょうか。本物の統合失調症の人
 には薬無し、対話のみで解決できるとは思えないのですが
・よい時間を共有できて嬉しく思っています。このような講演会に積極的に参加したい
 と思います。
・話を聞いて、自分自身との関わり方を学びたいと思った
・内容が多岐にわたり少し難しかった。質疑応答は具体的で身近な問題として
 よかった
・息子と対立することが多くて開かれた対話性について思い当たるので注意して
 やってみようとおもいます
・オープンダイアローグ、ACT等チームによる治療が普及していくことが重要と思われ
 ますが、その際単科クリニックではついていけないように思われます。そこで専門大
 病院又は総合病院の役割と単科クリニックとの役割が変化せざる得ないと思われ
 ますがどう思われますか?
とても参考になりました。わからないことがまだいっぱいあります
・困ったら何より相談してます。対話で解決出来ています。「対話良好」講演を聞いて
 考えさせられた
・わ質疑応答が自分の悩みと同じでよかったです。またお話が聞きたいです
・家族として当事者に向かう心の有様がわかり考えさせられました
 「なるほど」←実行したいです。幻聴や妄想を否定せず「傾聴する」
・対話で改善・治癒するなら理想的な方法ぜひ普及してほしい、対話の方法を具体的
 に知りたい(現在通院しているクリニックでは患者数が多くて対話の時間数をとる
 ことが困難では?)
・話を聴くというのは大切だと改めて感じた。誰でも話を聴いて欲しいと思うし聴いて
 もらうだけで安心する人もいる。孤独でいることが病状の悪化を進めてしまうと思う
・対話の大切さを実感いたしました。息子は全てお見通しなところがあります。
 「なるほど」続く対話を意識して、「いやだけど・・・」という言葉はやめます。薬が全て
 ではない。もう少しやわらかい頭になりたいです
・現実に生活している者はどうしたらよいのか。家に閉じこもっている家族とどのよう
 に接するのかそういう話も先生の講演で聞いてみたい。
・精神科の医師にオープンダイアローグはどれほど浸透しているのでしょうか?
 統合失調症の主治医の変更はどんなときに必要でしょうか
・40年も50年も通院治療しておりますが、医師に不満もあり対話の必要性に痛感
 します

※東海地区の朝といえばモーニングセットです。このお店は小倉あんトーストと
  卵でした


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。