吉田うどん彩花

富士吉田に行く機会があったので、評判がいい彩花というお店に行ってきました。

午前11時開店ということでしたが、着いたのは３分ほど前。ほどなくしてのれんがかけられました。開店早々に入りましたが、後からすぐにお客様が入店。帰りに車のナンバーを見ると、多摩や品川などの県外の車もやってきていました。

私はかけのつけ、でちくわ天ぷらのトッピング450円を頼みました。吉田のうどんといえば肉うどんなのですが、このお店は馬肉を使うほかのところ違って牛肉を使用しているということでした。開店直後なので茹で上がった麺があったようで、うどんはすぐに出てきました。吉田のうどんとしては比較的細めで、太さもわりと揃っており、切り口もしっかり立っています。

めんのかたさは、吉田のうどん特有のがっちりしたものではなく、ゴツゴツした固さではなくて、いわゆるコシも適度にあるような気がします。なにより、吉田のうどんにしては表面がツルツルしています。

うどんのつけ汁は魚介系のベースに醤油と味噌で味を整えた出汁ですが、軽く甘さがあって、備えつけの黒っぽいスリダネを入れるとちょうど良い感じになりました。ちくわ天の他には、キャベツとネギがトッピングされています。ネギが入っているところとキャベツがやや少なめになっています。もちろん、あっというまに完食しました。

お店の雰囲気としては、わりあいにこぎれいな感じで、カウンターとあがりの和卓が７～８卓ほどあり、注文もお店の人が取りに来てくれるなど、若干サービス面で良い印象でした。逆にいうと吉田うどんのディープな要素は少し薄まっていて、吉田うどんフリークとしては初級編なのかな、とも思いますので、「あまり固いのはね～」とか「吉田のうどんを始めて食べてみよう」という方にはお勧めのお店かと思います。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。