湯治紀行@玉川温泉

  

甲府市郊外の住宅地の中の、田んぼのそばにある玉川温泉に行ってきました。カーナビをたよりに行ったのですが、看板も出てはいるものの夜間は暗くてよく識別できず、道も狭くてわかりにくいために、通りかかった人に教えてもらって着きました。受け付けのおばさまがいい味出しておられ、「なにかネットで見てくる人が多いみたい」とおっしゃっていました。

  

今ならすいているから・・・と言われて浴室に足を踏み入れて驚きました。ものすごい勢いで投入されているお湯のために、浴室の床全体がオーバーフローしたお湯で大洪水です。浴室が広くないとはいえ、私のこれまでの湯治紀行史上、最高の洪水状態でした。排水溝のところが鳴門の渦潮のようでした。

内湯の浴槽は2つだけとシンプルで、豪快にあふれている大きめの浴槽と、多少豪快にあふれているジェットバスになっています。お湯は、淡黄色透明、泡つきもあり、やや白濁気味です。温度はジェットバスのほうがややぬるめで、お湯の色は赤みがかかっています。大きい浴槽の湯口のところにはコップが置いてあり、飲泉可のようでした。ちなみにカランのところにはシャンプーはなし。脱衣所のドライヤーもありませんでした。単純温泉ですが、pHは7.46で、入った時のぬるぬる感と入浴後のすべすべ+爽快感が時間差で楽しめる、いいお湯でした。浴室は狭いのですが、窓からは涼やかな風が吹き込んでとても気持ちがよかったです。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。