なでしこジャパン、ロンドンの戦い5

ロンドンオリンピック決勝トーナメント準決勝に進出したサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」はサッカーの聖地ウェンブリーでフランスを相手に決勝戦進出をかけた一戦を戦いました。前半はやや引き気味のフランスに対してボールポゼッションは上回るものの、なかなか縦へのボールが入らず、シュートにも結びつかない日本でしたが、前半32分に相手GKのやや緩慢な守備もあり、こぼれ球を大儀見選手が先制ゴール!そのまま前半はシュート数日本1フランス8ながら、得点は1-0で終了しました。

後半最初から攻め込んだ日本は宮間選手のフリーキックから坂口選手の見事なヘッドで後半4分、貴重な追加点を挙げました。早めに選手交代をしたフランスは10分過ぎから日本ゴールに向かい始め、日本はピンチが続きました。後半25分には守備を崩されてゴール前で厳しいシュートを受けましたが、GK福元選手のナイスセーブが出ました。残り15分で大野選手に変えて安藤選手を投入しましたが、ついに後半31分には失点して2-1とされてしまいました。34分にはさらにPKを与えてしまいましたが、PKはゴールマウスをはずれ、事なきをえました。しかし、その後もシュートの雨あられが日本ゴールを襲い、福元選手の好セーブが日本を救いました。そして44分、カウンターから大儀見選手が一人で持ち込み決定的なシュートを放ちますが、おしくもポストに嫌われてしまい、突き放すことはできませんでした。最後までフランスの怒涛の攻撃はやまず、さらにロスタイムにも決定的なピンチがありましたが、これも一丸となって防ぎ切り、ついに聖地ウェンブレーでなでしこジャパンは歴史上初のオリンピックメダルを確実にしました。

なでしこに続け!サムライブルー!

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