サムライブルー、ロンドンの戦い2

ロンドンオリンピックに出場している男子サッカー日本代表”サムライブルー”は、予選リーグを1位で突破し、3大会ぶりに決勝トーナメントに進出、準々決勝の相手はエジプトでした。会場はマンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム、オールド・トラッフォードです。素晴らしい大観衆の見守る中で日本は試合開始当初から得意のプレスをかけて試合をコントロールし、前半14分にはエース永井選手の先制ゴールで1-0とリードしました。ところが、永井選手はシュート直後にバックチャージを受けて足を負傷、日本は大きな戦力を失いました。

永井選手に変えて斎藤選手を投入しましたが、次第に左サイドから押し込まれる展開が続きましたが、粘り強く守備を続けて前半を終えました。

後半に入ってから一進一退のゲーム内容でしたが、一人少ないエジプトは次第に動きが鈍くなりました。そして、後半33分にフリーキックからキャプテン吉田麻也が値千金のヘッドを決めて2-0!さらにエジプトに負傷者が出て1人が退き11人対9人となったところをたたみかけ、38分には大津選手のヘッドで3-0と試合を決定づけました。最後まで連動したチームワークを続けたサムライブルーはあの伝説の銅メダルを取ったメキシコシティオリンピック以来、44年ぶりにオリンピックの準決勝に進出しました。

なでしことサムライの旅はまだまだ続きます。男子日本代表も、次はいよいよ聖地ウェンブリーでの試合です。

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