なでしこジャパン、ロンドンでの戦い1
- 2012.07.25
- 日記
ロンドンオリンピックのサッカーは、開会式の前から予選リーグが始まります。女子日本代表・なでしこジャパンは第1戦をむかえました。相手は世界ランク7位のカナダです。
体格ではいつも通りに劣勢ではあるものの、細かくパスをつないで攻める日本でしたが、ピッチに水がまかれているせいか、今一つパス交換の精度が不十分なまま試合は経過しました。こう着状態が続いていましたが、32分に川澄選手の見事なゴールが決まって先制!徐々にコンビネーションが機能し始めた日本は42分に宮間選手がヘディングを決めて2-0で前半を終了しました。
後半は最初からチャンスを演出し、大儀見選手の惜しいシュートもあり、このまま押し切るのかと思った矢先、後半10分についに失点。2-1とカナダもさすがに追いすがってきました。流れを変えるために後半19分、大野選手に変えて安藤選手を投入しましたが、これがあまり機能せず、左サイドバックの鮫島選手のスペースを狙われて押し込まれる時間帯が続きました。
それでも、皆が疲れた後半の終盤で、澤選手が素晴らしいファイトで走り回り、スペースを埋めてくれました。最後はカナダの選手がけがで1人少なくなったこともあって、2-1のまま、ナーバスになりやすい世界大会の初戦で、なでしこジャパンは何より大切な勝ち点3を手にしたのでした。次は中2日で強豪スウェーデン戦です。鮫島選手がほぐれていない形のまま試合を終えてしまったのと、宮間選手が随所で今一つフィットしていないこと、後半になって攻めていくのか守りを固めていくのかについて意志統一の形成があいまいになっているように感じた点が気になりました。しかし、世界大会はなによりも勝ち点3が重要であり、本日の結果は十分に満足できるものでしょう。男子日本代表にも頑張ってもらいたい、と思いました。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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