ドラッガー365の金言
- 2012.07.16
- 日記
PF.ドラッカー著・上田惇生訳「ドラッカー365の金言」ダイヤモンド社
最近、こんな本も読んでいます。いろいろな著書から抜粋されドラッカーの言葉を自分に対するものとしてうけとめることができるかもしれません。通して読むことも、今日1日のものとして読むことも、時間があるときにぱっと開いたところを読んでみるのも、それぞれの人なりの読み方ができるようになっています。私は11/6「戦略の役割」がツボに入ったことがあります。
善意で山は動かない。山を動かすのはブルドーザーである。使命と計画は善意にすぎない。戦略がブルドーザーである。戦略が山を動かす。
とくにNPOでは戦略が重要である。成果を求めて働くようにさせてくれるものが戦略である。戦略が意図を行動に変える。いかなる資源と人材が必要かを明らかにする。(中略)
こうしたことから、私は戦略という言葉を使いはじめた。戦略であれば、期待するものではなく、働くためのものであることがはっきりしている。
ドラッカー自身が「本書は行動のための書」と言っていますので、この本から影響された自分の感情が、どれだけ日々の活動に結びつけていけるか、が重要な気がします。ドラッカーの膨大なメッセージの山にとりかかる入門編としては大変ありがたい1冊だと思います。原著ではどういう記載になっているのかも気になるようになりました。少々重量がありますが、長い移動の折には携行するようにしています。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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